入門案内


少林寺拳法とは
少林寺拳法は1947年、日本において宗道臣が創始した、教え・技法・教育システムによって、自信と勇気と行動力と慈悲心を持った社会で役立つ人を育てる“人づくりの行”です。
一人ひとりがまず頼りにできる自己を確立し、人間同士が援け合い、共に幸せに生きるための道を説いています。

○ さらに詳しく → 少林寺拳法公式サイト「少林寺拳法とは」へ
練習の紹介(練習の概要)
鎮魂行 準備運動 基本練習
少林寺拳法は金剛禅の宗門の行、練習に入る前に鎮魂行を行って心を鎮め自分と向き合います。 怪我をしないように、ストレッチ等準備運動を入念にします。 基本がきちんと出来てないと応用が出来ません。基本の構え、突き、蹴り、受け、運歩法をきっちり練習します。
基本練習(受身) 防具着装練習 技の修得
基本練習では受身もします。突き飛ばされても頭を打たずに回転して起き上がり、直ちに反撃します。 防具を付けて、思い切り突き蹴りをします。正しい形で攻撃しないと、手首を痛めたり、自分が倒れます。 科目表に従い、その日に修得する技を先生が手本を示しながらわかりやすく説明、その後先生の指導の下、お互いに技をかけ合って修得していきます。
練習の紹介(技の修得過程)
数多くの技を、難易度に従って少しずつ習っていきますが、概ねこの様に進みます

柔法 剛法
入門後
まず、握られた手を外す「抜技」の練習です。 上段や中段への突きの単撃をかわして突きや蹴りで反撃をする練習です。

数か月後
今度は、握った相手の手首を攻めて倒す「逆技」の練習です。 上・中などへの連撃をかわしての突き蹴りや、蹴りへの反撃をする練習です。

約一年後
手首を握った相手が攻撃を変化させた場合の対応を練習します。 突きを受けて投げ技へ移行する練習が入ります。

見学、体験
少林寺拳法に関心のある方、やってみようと思う方、入門する前に、是非一度見学においで下さい。また体験練習もオーケーです。その際は、運動の出来る服装でお越しください。
福岡西道院の雰囲気を肌で感じて、練習の様子を見て自分に合うようでしたら入門ください。
* なお、行事の都合等で練習予定が変更になる場合もありますので、出来れば事前に連絡し練習予定をご確認ください。
行事紹介
新春法会鏡開き 入門式 老人ホーム訪問
よくある質問
Q: 護身術を習いたいのですが、入門せずに護身術だけ習えますか。
A: それは出来ません。少林寺拳法の技は護身術としては最適ですが、カリキュラムに従って基本的なことから教え、技術の上達度等を見ながら時間をかけて次第に高度な技を教えていくシステムです。

Q: 以前、他の武道をしていたのでその道着を持っていますが、その道着を使ってもいいですか。
A: 少林寺拳法は少林寺拳法のロゴが刺繍された道着を着用することになっていますので、それ以外は着用できません。

Q: 以前少林寺拳法を少しやったのですが、やめて何年も経ちます。技も忘れてしまっていますが、また始めるとするとどのようになりますか。
A: やめた時の級・段からのスタートになります。技は忘れているかもしれませんが、新しい技を習いつつ、以前の技を復習していきます。

Q: どのくらい練習すれば板や瓦を割れるようになりますか。
A: 少林寺拳法は相手を傷つけることが目的ではないので、こぶしそのものは鍛えません。突いた時に手首が捻挫しないように、拳立て(拳でする腕立て)したりサンドバックを突いて手首を強くすることはありますが、板や瓦は割りません。少林寺拳法は東洋医学でいう、経脉秘孔の「経穴」(急所)を突きあるいは圧迫する攻撃を行いますので、特にこぶしそのものを鍛えることはしていません。

Q: 仕事の関係で時間通りに来れるかわかりません。また、出張で1カ月来れないこともありますが、大丈夫ですか。
A: 大丈夫です。皆さん来れる時に来て練習をしています。技術修得の進み方は遅くなりますが、熱意があれば十分取り戻せます。

Q: 運動神経が鈍く、体力もないのですが大丈夫でしょうか。
A: 少林寺拳法の攻防は飛燕の動きと言いますが、誰しも最初から出来るわけではありません。最初は正確な動きを身につけるためにゆっくり、そしてだんだん早くして行きます。上達のコツは回数をかけることと熱意しかありません。体力に合わせて地道に努力することです。
少林寺拳法は、「人間は育つ可能性を有した種子である」と考えています。大丈夫です。1年たてばあなたは変わっているでしょう。

Q: 練習中、どんな怪我が多いですか。
A: あまり怪我はありませんが、強いて言えば、ボディープロテクターを蹴りそこなって突き指する程度です。それも昇級・昇段試験、またその練習でテンションが上がっている時くらいで、普段冷静に練習している時はめったにありません。
「柔法」では関節技を使いますが、肘関節そのものを逆方向に攻めることはありません。手首を曲がる方向に極めて倒す、あるいは投げるので、手首には激痛が走り、しばらく力を入れることが出来なくなりますが、時間がたつにつれ回復していきます。
「不殺活人」相手を傷つけずに制圧する、少林寺拳法の技ならではです。
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